ロードバイクで走っていて、車に幅寄せされたり、歩行者と接触しそうになったこと、一度はありませんか? 万が一のとき、映像が残っているかどうかで状況は大きく変わります。
ロードバイク用ドラレコを選ぶときに見るべきポイント
自転車用のドラレコは車用とは条件がまったく違います。 振動が激しく、雨にも打たれるので「防水性」と「手ブレ補正」の2つが最重要です。
画質は4Kか1080Pかで迷うところですが、ナンバープレートまで読み取りたいなら4Kが安心です。 ただ4Kはファイルサイズが大きくなるので、microSDの容量も余裕を持って用意してください。
取り付け方法もハンドルバーにクランプで挟むタイプと、ヘルメットに固定するタイプがあります。 ロードバイクだとハンドルバーが細いので、対応径を事前に確認しておかないと買い直すハメになります。

バッテリー駆動時間も見落としがちなポイントです。 ロングライドだと5〜6時間は走るので、バッテリーが3時間で切れるモデルだとモバイルバッテリー必須になりますよ。
ロードバイク向けドラレコのおすすめ5選
第1位:AKEEYO AKY-710S-Bicycle 自転車ドライブレコーダー 4K

AKEEYOは車用ドラレコで評判のメーカーですが、この自転車専用モデルはかなり気合が入っています。 4K画質で500万画素、EIS手ブレ補正付きなので、ロードバイクの振動でも映像がブレにくいです。
実際に舗装の荒い路面を走ってみたんですが、再生してみるとほとんどガタガタ感がなくて驚きました。 ナンバーの文字もちゃんと読めるレベルで、証拠映像としての信頼性は十分です。
ただ、本体サイズがやや大きめなので、軽量化にこだわるロードバイク乗りには気になるかもしれません。 重さよりも安全を取るなら間違いない選択です。

4Kで手ブレ補正付きの自転車用ドラレコ、マジで最強!! これ一台あれば安心感が段違いです!!
第2位:Motocam D6RL バイク用ドライブレコーダー 前後カメラ

Motocamの D6RLは前後2カメラ構成で、後方からの追い抜きもしっかり記録できます。 1080Pの解像度で、バイク用として開発されているため防水性能はお墨付きです。
前後カメラの映像を同時に録画できるので、交差点での右直事故や後方からの接触事故の証拠をバッチリ残せます。 ぶっちゃけ、自転車専用ではなくバイク向け製品なので、サイズ感はちょっとゴツいです。
配線もやや複雑で、ロードバイクに取り付けるにはタイラップやマウントを自分で工夫する必要があります。 DIYが好きな方なら問題ないですが、「ポン付け」を期待すると戸惑うかもしれません。
第3位:SVBONY ACT30 自転車用ドライブレコーダー サイクルコンピューター ライト 4in1

ドラレコとサイクルコンピューターとライトが一体になった「4in1」というユニークなモデルです。 ハンドル周りがゴチャゴチャするのが嫌な人にはかなり刺さる製品です。
4K録画に対応していて、速度やケイデンスも同時に記録できるのが面白いところです。 走行データと映像をセットで振り返れるので、トレーニング記録としても使えます。
正直、サイクルコンピューターとしての精度はGarmin等の専用機には及びません。 でも「ドラレコのついでにデータも見たい」くらいの用途なら十分実用的です。

ハンドルにマウントが1つで済むのは想像以上にラクです。 見た目もスッキリするし、走行中に視線を移す回数が減るのは安全面でもプラスです。
第4位:ケンウッド DRV-350-B ドライブレコーダー

ケンウッドという国内メーカーの安心感で選ぶならこちらです。 本来は車載用ですが、モバイルバッテリーで駆動できるため、自転車に流用している人が増えています。
F1.8の明るいレンズで夜間の映像もかなりキレイです。 HDR対応なのでトンネルの出入口など明暗差が激しいシーンでも白飛びしにくいのがありがたいです。
ただ、自転車専用ではないので防水性能がありません。 雨の日は使えないか、防水ケースを自作する必要があります。 晴れの日オンリーで使う割り切りが必要です。

ケンウッドの画質はさすがです。 ただ防水じゃないのが惜しいところで、正直ここが解決すれば1位でもおかしくないんですけどね。
第5位:ZHTNC 4K バイク自転車用ドライブレコーダー WiFi搭載

WiFi搭載で、スマホアプリから映像をすぐに確認できるモデルです。 150度の広角レンズとフル防水設計で、突然の雨でもそのまま走り続けられます。
4K録画に対応していて、価格は1万円前後とコスパがいい一台です。 走り終わった後にスマホで映像を見返せるのは地味に便利で、危なかった場面だけサッと保存できます。
ただ、WiFi接続がたまに不安定になることがあって、アプリとの接続に手こずる場面がありました。 映像自体は本体のmicroSDにしっかり残っているので、データが消えるわけではないですが。
5モデルを表で比べてみた
| 商品名 | 画質 | 防水 | 手ブレ補正の効き | 取り付けのラクさ | 雨の日の信頼度 | 夜間映像のキレイさ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| AKEEYO AKY-710S | 4K | あり | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| Motocam D6RL | 1080P | あり | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| SVBONY ACT30 | 4K | あり | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| ケンウッド DRV-350-B | フルHD | なし | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ |
| ZHTNC 4K WiFi | 4K | あり | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |

雨の日も乗るなら防水は必須です。 ケンウッドは画質がピカイチですが、晴れ限定と割り切れる人向けですね。
ドラレコを付けたらまず確認したい3つのこと
ドラレコを取り付けたら、走り出す前にいくつか確認しておくと安心です。
2. microSDカードの容量と録画時間の目安を把握する(32GBで4K約2時間、1080Pで約5時間が目安)
3. カメラの画角を確認し、ハンドルの向きで映る範囲がズレていないか走行前にテスト録画する
microSDカードはドラレコとの相性があるので、メーカー推奨のカードを使うのが無難です。 安いカードだと書き込みが追いつかず、映像が途切れることがあります。
ループ録画機能がある場合、古いデータから自動で上書きされるので、事故映像を消さないよう「ロック」の方法も覚えておいてください。

microSDは「高耐久」と書いてある製品を選ぶのがコツです。 普通のSDカードだとループ録画の書き換えに耐えられなくて、数ヶ月で壊れることもあるので注意してください。
ドラレコと一緒に持っておきたいアイテム
ドラレコ本体だけあっても、周辺アイテムが揃っていないと使い勝手が悪くなります。
ドラレコ用として定番なのはSamsungのPRO Enduranceシリーズです。 書き換え耐性がケタ違いで、ループ録画でも長期間使えます。 32GB〜128GBを走行時間に合わせて選んでください。
多くの自転車用ドラレコはGoProマウントに対応しています。 ステムやハンドルバーに取り付けるGoProマウントを1つ持っておくと、カメラの位置調整が自由自在になります。
バッテリー駆動時間が短いモデルの場合、フレームバッグにモバイルバッテリーを入れてUSB給電しながら走ると実質無限に録画できます。 Ankerの5000mAhクラスなら重さも気になりません。
事故にあったとき映像をどう使う?覚えておくべき対応の流れ
ドラレコを付ける最大の目的は「万が一」の備えです。 実際に事故や危険な場面に遭遇したとき、映像をどう使うか知っておくことが大事です。
映像は警察への提出のほか、保険会社への提出にも使えます。 スマホに映像を転送しておけば、その場で確認することも可能です。
危険な幅寄せや煽り運転の映像は、110番に通報する際の証拠にもなります。 ドラレコの映像があるだけで、「言った言わない」の水掛け論を防げるのは本当に心強いです。

筆者:横井宗孝 自転車用品やカー用品を中心に、メーカー担当者やサイクルショップスタッフへの取材をもとに記事を執筆しています。 読者が安心して走れる情報をお届けすることを心がけています。


