2012.03.19 Press - COHJU contemporary art
2012年の春。それは、東日本大震災から1年の月日を経て迎えた芽ぶきの季節。
あらためて四季をめぐった毎日を振り返るとき、その一日一日がとても特別で愛おしいものだと、私たちは知るのです。
太田三郎は、そうした日々ー場所や時間、記憶を大切に記録する作家です。
今回のCOHJU contemporary artでの個展では、2011年の日々の記録をインスタレーション形式で展開致します。
また、併設展示される瑞雲庵(期間限定公開)でも、この春に改めて“家族を繋ぐ”という「家」の機能を意識し、それを視覚化したインスタレーションを展示します。
12 March 2011(東日本大震災翌日の朝日新聞一面を漉いた葉書)
関連イベント
□ ワークショップ
【日時】 4月7日(土) 13:00 ~ 15:30
【場所】 瑞雲庵
【内容】 展覧会の初日に合わせて、瑞雲庵でのタンポポの種植え、紙輪飾り作りを行います。この日種蒔かれたタンポポは、会期最終週に再度瑞雲庵が公開されるまで成長を続け、展覧会に新しい趣を与えます。紙輪飾りは、作って頂いたものがそのままインスタレーションの素材となり、増殖しながら奇妙な空間を作り出します。
* ご来場の方から、随時参加していただきます。
□ 太田三郎展 2012年 春@瑞雲庵
【日時】 4月30日(月) ~ 5月5日(土) 13:00 ~ 17:00
【場所】 瑞雲庵
【内容】 「太田三郎展 2012年 春」の特別展示。
瑞雲庵で、家族の“子孫繁栄”“繁殖”の舞台となる「家」―その機能を意識したインスタレーションを展開します。初日に種植えされたタンポポがたくましく成長し、母屋に展開されるインスタレーションとともに、”家”に“家族”が集い、命が代々繋がれていることを意識させられる空間となるでしょう。
□ トークイベント
【日時】 5月3日(木・祝) 16:00 ~ 17:30
【場所】 COHJU contemporary art
【内容】対談:尾崎眞人氏(京都市美術館)×太田三郎氏
約1ヵ月の展覧会を総括するかたちで、京都市美術館学芸課長の尾崎氏と作家本人とのトークイベントを行います。
※ご予約は不要ですが、会場が狭い為 ご入場頂けない場合があります。ご了承下さいませ。
※企画展・関連イベントの詳細については、変更する場合がございます。ご了承ください。
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太田三郎
1950年 山形県鶴岡市(旧温海町)生まれ
1971年 国立鶴岡工業高等専門学校機械工学科卒業
主な個展
2009年 「集めることはアートになる!」鶴岡アートフォーラム/山形
2008年 「太田三郎 HIROSHIMA 1990-2008」大原美術館本館/岡山
2008年 「有隣荘・太田三郎・大原美術館」大原家旧別邸・有隣荘/岡山
2008年 「太田三郎-日々」山形美術館/山形
2007年 「On The Beach 1987-2007」奈義町現代美術館/岡山
2000年 「太田三郎 2000-2001」西宮市大谷記念美術館/兵庫
1996年 キリンプラザ大阪/大阪
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太田三郎 2012年 春
会期:2012年4月7日(土)~5月5日(土)
12:00〜18:00 日曜定休
会場:「COHJU contemporary art」
京都市中京区丸太町通寺町西入毘沙門町557 江寿ビル
Tel. 075-256-4707 / Fax. 075-231-0948
info@cohju.co.jp
瑞雲庵(4月30日〜5月5日 期間限定公開)
京都市北区上賀茂南大路町62-1
http://www.cohju.co.jp/
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