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「IN/SECTS」前編 2011.03.17

関西の若者カルチャーを牽引していた雑誌エルマガジンが廃刊した後、今注目の雑誌はなんといってもローカルカルチャーマガジン「IN/SECTS」ですよね。その雑誌を手掛けるインセクツは、大阪を本拠地に、雑誌やwebサイトの企画から運営、編集、取材執筆、デザインと一連の業務を手掛けているそうなんです。編集部が南船場から松屋町に移転したと耳にしたので、ちょっと事情聴取に行きましたよ!

インタビュアー:狩野哲也(以下、カノ)


事務所の様子

松屋町駅から徒歩数分。

カノ

ホームページに書いてあった住所を目指すと
あれ? アララギってご飯屋さんですね?
ガラガラ、あがりますよー。

店員さん

あ、インセクツでしたらお二階ですよ。

カノ

え!? 店の中に入るんですか?

「こんにちはー」と出て来られたのは今井さん。

今井さん

どうぞ階段が急になってますんでお気をつけください。

階段を上ってドアをあけると…

カノ

なんですかこのゆるい空間!?
木のぬくもりに癒されますね!

今井さん

ここで雑誌をつくったり、webの原稿を書いたりしているんですよ。打合せはこちらのテーブルでやりますね。

カノ

おしゃれー

今日は雑誌の入稿作業が終わり、散らかった机を整理している様子。

カノ

イベントもやって、雑誌もやっていて、どうなっていかはるんですか?

松村さん

雑誌を中心に考えているのは、今も昔も変わらなくて、この先も変わらないですね。イベントもやっていきたいと思っていますが、あくまで僕らがやるイベント、つまり、僕らというのは、雑誌を作っている僕らという意味で、イベンターの方がやることとはやっぱり違うんですよね。イベントと括れば、一緒なんですけど、やり方とかこちらの意識として違う。僕らはアーティストの方とかお店屋さんとか、いろんなジャンルの人の中間に入れる存在なので、そういうことは意識してやっています。現状としては、そんな感じですね。

カノ

この先はどんなことを考えてはるんですか?

松村さん

ネットショップを始めようと思っています。雑誌で知り合ったアーティストさんとかの商品とか、お店の商品とか、そういうものを売るサイトですね。自分たちがおもしろい、いいなと思ったものを周りに置きながら、どうやったらご飯を食べていけるか、つまり、お金だけではなくて、いろんな意味で稼げるかということですね。そこに向けて、いろんなことをやっていくという感じです。

後編は、次号の中身に詳しく迫ります!

なんでも知りたがりの狩野哲也が、気になるクリエイターの、クリエイティブが生まれる現場におじゃまするコーナーです。「うちの現場にも来て!」という企業さまも募集中です。

presented by
狩野哲也

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