2010.03.27 DESIGN 20 - 美術館 MUSEUM
京都国立近代美術館の所蔵作品展ながら、「その他」という分類項目に分類された作品を中心として各部屋が構成されている。絵画でも版画でも彫刻でも染織でもない、「その他」。そこに積極的な意味を見出していくという展示に学芸員の思いがこもる。展示構成や作品の組み合わせもとてもよく練られていて(一度見ただけではすべての意図はわからないくらい)、見ごたえ十分。
チラシデザインは西岡勉。表面ビジュアルとして、ジョージ・マチューナスによるフルクサスの歴史的展開を表すダイアグラムが使われている。まさにこの展覧会でも鑑賞者がいろんなダイアグラムを作成できそうで、つまりそれが「マイ・フェイバリット」とという言葉につながるのかも。展示構成をそのまま誌面に落としこんだ図録も見るべし。
opus-design.jpは、デザインという側面から物事を再編集する、新しい感覚の情報サイトです。「人・場・モノ」の3つのカテゴリーを軸に、関西のクリエイティブ情報をお届けします。
Management
OPUS DESIGN Inc.
Phone 06 6125 1556
Facsimile 06 6125 5598
contact@opus-design.jp
Support
ECS Co.,ltd / miranda.co
------------------------------------------
OPUS
make field.