2008.02.21 Daily Watch - エトセトラ
opus editors
「感じる」映画

私は「Waking Life(ウェイキングライフ)」というちょっと変わった映画を紹介します。
この映画、真剣に観ようとしたら、多分眠ってしまいます。そして、画面の揺れが激しいので酔ってしまうと思います。
ストーリーはネタバレになってしまうので、簡単に説明しますね。主人公がいろんな人から人生感や恋愛や夢などに関する哲学的な話しを聞きながら、自分は夢の中にいるのか?現実なのか?を探っていく映画です。難しいでしょう?
これ、全て主人公の頭の中で起こったことを映像にしているそうです。その表現方法は、実写で撮影した映像に上からペイントしてアニメーションにするというもの。アニメーションなのですが、もともと実写で撮影されてるため人物の動きが滑らかで、本当に現実なのか夢なのか分からなくなってふわふわした感じになります。
ペイントの手法も独特で、なんと登場人物ごとにペイント担当がいて、それぞれの人物で少しずつタッチが違います。すごくペッタリした平面的な顔の人もいれば立体的な顔立ちの人もいたり、とバラバラなのです。私は同じ人物でも少しずつ顔が変化してるなぁと思いました。でも、違和感は全然感じませんでした。
私が一番ときめいたのは、女の人が恋愛について語っているシーンです。話してる言葉が口から絵として出てくるのです。感情がカタチになって見えるなんて素敵!と思いました。女の人の背景の色も色がふわふわしていて感情の温度みたいなものを感じます。言葉だけではなかなか伝わらない想いが色や絵として現れたら伝えたい事がもっと伝わるかなぁ?なんて思いました。
現実ではあり得ないシーンが多いのですが、「観る」というよりは「感じる」という映画との接し方を是非、試してみてください。
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